【カレスの大陸】
赤いドラゴンたちは暗黒の奈落の底から神々に刃を向けその刃は怒りの炎となりケレスの溶岩をより一層熱くさせた…
人々は、死の土地、ケレスと呼んだ…その昔、人間とドラゴンが共存していた大陸ケレス…
人間の身勝手な戦争によって大陸が破壊されるとドラゴンは人間たちをケレス大陸から追い出した。
それから幾年の長い年月が過ぎ、神族は内部から没落し、魔族の力はどんどん強くなっていた。
弱まった神の力を再び取り戻すためにドラゴンは人間の村をケレスに建設することを承諾したのだった。
【シナリオ】
ドラゴンが支配する燃えたぎる火山の大陸ケレス
その昔、ケレスは人間とドラゴンが共存する大陸だった。
しかし、人間の身勝手な戦争により大陸は破壊され、怒ったドラゴンは人間たちをケレス大陸から追い出した。
そして500年の長い年月が流れた…
その間、神族は内紛で没落し、魔族の力は徐々に大きくなっていった。
そんなある日、ドラゴンを統率している「ドラゴンロードキラス」のもとに人間たちの代表が訪ねて来た。
彼らの用件は、弱まっている神の力を再び復活させるためにケレス大陸に散らばっている神輝石を集めることと、そのために、もう一度人間がケレス大陸に住めるようにして欲しいということだった。
世の中がまるで自分たちの物のようにふるまう魔族を好ましく思っていなかった「ドラゴンロードキラス」は、悩んだ末に人間たちの頼みを受け入れた。
しばらくして、ケレス大陸に500年ぶりに人間の村、プリマスのヘルストンとガナーブのリザンタが建設された。
それから一年後「ドラゴンロードキラス」に予想もしない訪問者が現れた。
その名は「堕落の神ゼロニス」
自分の兄である「ヒメロス」をカント大陸に封印した神々に復讐するため、
魔族の闇の力を手に入れ強大な力を得たのだった。
「堕落の神ゼロニス」はドラゴンロードキラスに頼んだ…いや、命令した。
「すべてのドラゴンは魔族に服従し、神と人間どもを敵とし、すべてを滅ぼすのだ。
そしてキラス!「怒りの神イラ」の力を永遠に封印するため、お前の肉体を使わせてもらおう。」
他のどの生き物よりもプライドが高いドラゴン。
しかし、ドラゴンロードキラスはゼロニスの巨大な闇の力の前に屈服するしかなかった。
これが、ケレス大陸に伝わる長い伝説の幕開けとなった…
燃えたぎる溶岩の地ケレス。
赤いドラゴンたちは闇の底から神々に刃を向け、その刃は怒りの炎になりケレスの溶岩をさらに燃えたぎらせた。人々は皆、死の土地ケレスと呼んだ。
闇の力に封印された神輝石の力だけが、昔の平和を取り戻すことができる。
神の戦士たちよ!強靭な意志と屈強な信じる心が自らを導くだろう。
【モンスター】
●ボスモンスター:マグネル
ケレスの熱い溶岩地帯の支配者マグネル。熱い火炎の中にその姿を隠したまま密かにドラゴン族を監視している魔族のリーダーだ。
マグネルと目が合うだけでその魂まで燃えてしまうという噂はすでにケレス大陸全土に広がり、冒険家たちの恐怖の対象となっていた…
●一般モンスター:ベロン
その昔、古代の神々の祭祀を執り行っていた彼らは、ケレスの邪悪な力に染まり、神の戦士と対する魔族の部下となった。彼らは高い知能を持ち、自らが新しい文明を開拓しながら、力を蓄えて行った。
彼らは戦争での死が最高の勇気の証だと思っているため一筋縄ではいかない相手だ。
●一般モンスター:生き返った番人
ドラゴンの祭壇が作られた頃、この番人たちはその祭壇を守るため、自らその祭壇の石室に閉じこもった。
この石室を後に開けることとなったドラゴンロードキラスは忠誠心に満ちたこの者たちの肉体に力を与え完全ではないが、生きる生命体へと復活させたのだ。
●一般モンスター:タロオス
強力な力のもとにケレス大陸の一部を支配するタロオス一族は他の誰とも手を組まない中立的な立場を固く守っていた。
ある時、魔族たちが彼らを奴隷にしようと武力で屈服させようとしたがあったが、彼らの力はあなどれなかった。
特に彼ら一族の中に大地の力を使うことができる者たちがいて魔族軍はケレスの熱い溶岩に苦戦した。
しかし、その力を持った者が正確に誰なのかわからないだけでなく、一族の間でもそれが誰なのか知る者はいなかった。
しかし、タロオス一族を守る守護神ということは疑う余地はなかった。